数か月間のシリーズ研修やワークショップ等において、
中間課題や事前課題をお出しすることが殆どです。
この時、積極的に取り組む方と、
全く提出しない、出さなくても悪びれない、という方と
極端に言えば、この二つのタイプの方に分かれます。
その後のプログラムの共働ワークに支障がない限り、
後者の方たちにも私は一切注意をしませんし、
企業のご担当者様にも、強制する必要はないとお伝えしています。
会社の必須研修だから受けているが、
事前課題まで手が回らない、忙しくてやっていられない、
など、彼らには彼らの理由があるのでしょうが、
みすみす自ら学び、気づき、成長の機会を手放し、失っているということに、
自分で気づいてほしいからです。
事前課題、中間課題はその後のプログラムで丁寧に取り上げていきます。
私へ提出のためでなく、自らのために真摯に取り組んだ人とそうでない人、
全く取り組まなかった人の差は歴然で、
研修やワークショップの場において、
その差を感じて取り残され感を味わった課題未提出の人たちの表情は、
焦りや戸惑い、自らへの怒りなど、実に様々です。
日本には欧米のように、研修は報酬、報奨という感覚がなく
無理矢理やらされているものという感がまだまだ多くあります。
それでも、その場をどう捉え、どう活かすか。
どう考え、どう行動するかはその人次第であり、
全てそれらの行動は自分で選択しているのです。
今週も提出された課題をベースに進めていくプログラムが連日続きます。
未提出の人は、取り残され感満載の数時間を過ごさなくてはなりません。
それらも踏まえて、提出の督促をしない私は、
ある意味、最強の鬼コーチかもしれません。
それでも、自分で気づいてほしいのです。
課題を提出しない君へ
必要と思わなければ提出しなくても良いし、
どんな事柄からも貪欲に学ぼう、成長の機会をつかもうと思うなら
一生懸命に取り組めばいい。
どちらを選んでも、全てはあなたの選択であり、
あなたの責任のもとにあるということを、忘れないでください。