組織開発

職場のノーム

ノームとは規範とか基準という意味です。
従って、「職場のノーム」とは「職場の規範・規律」という意味になるのですが、このノームには明文化されたものとそうでない暗黙知のものがあり、暗黙知のものが職場にやっかいな影響を与えていることがよくあります。

例えば。

上司より先に帰るのはマズい。
夏休みは期間中に自由に取ることになっているが、先輩の予定が決まるまでは若手は自分の都合を優先させることはできない。
朝の挨拶は後輩から先輩に行う。
職場の清掃は新人が行う。
マネージャーへの報告は口頭+メール(記録を残すため)で行う。

もちろん良いノームもあります。

毎朝の朝礼では、全員が互いの体調を自然に気遣うことができている。
新人が入ってくると決して一人にせず、みんなでお節介をやいている。
失敗の振り返りをチームで行う習慣がある。

いかがでしょうか?
あなたのチームにはどんなノームがありますか?

こうやって改めて文字にしていると、良いノームとなくてもいい(ない方がいい)ノームとがはっきりとわかります。
なくてもいい(ない方がいい)ノームは、実は、職場の雰囲気を悪くする根源であり、実はこれが厄介だったりするのです。

マネージャーが気づいていてメンバーが気づいていないノーム。
その逆で、マネージャーは気づいていないけどメンバーが気づいているノームもあります。

チーム全員で職場のノームを一旦すべて洗い出し、断捨離してみるのは職場の活性化のためにとても有効です。
ここでのポイントは、マネージャーや先輩、成果を出している社員への忖度がノームとして存在していた場合、それをしっかりと受け止め、忖度されている側が「不必要!」と言えるかどうかです。

これから年末に向けて物理的大掃除に取り組む時期ですが、職場のノームについても一度、断捨離・大掃除をしてみてはいかがでしょうか?
きっとそこから色々な何かが見えてくるに違いありません。

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