誰だって変わることができる

失敗するからできないのではない。●●だからできないのである。

「今度こそ行けたかな?」 と思っても、
そういう頃に決まってイラっとする出来事があって、
するとガツンと頭ごなしにやってしまい、
その後ですごく自己嫌悪に陥るんです。

自分のマネジメントスタイルを改めたいと頑張っているマネージャーさんの言葉です。

汚れはついてすぐだと簡単に落とせますが、
長年の頑固な汚れは簡単には落とせません。
身体に定着した脂肪も、年季が入っているとダイエットも長期戦です。

同様に、自分のスタイルや日々の習慣を変えようと思った時、
「すぐ」に結果を求めるのは、はなっから無理というものです。
少しずつ、少しずつ、じんわりとが原則です。

ガツンと言ってしまい、落ち込む。
これも大きな変化、成長です。
なぜなら「頭ごなしに言うのではなく、理性を持って話をする」ことを
目指している、意識しているから、そのギャップに気づくのです。
そうでない時は、自己嫌悪にさえ陥ることはなく、
メンバーの心が離れていくことにさえ気づいていなかったかもしれません。
ですから、落ち込むことも立派な前進なのです。

成長のスピードは人それぞれです。
ゆっくりが悪い、早ければ良いというものではなく、
自分のスピードで「確実に」ゴールにたどり着くことが大切です。

できないのは失敗するからではありません。
できる前に途中であきらめてやめてしまうからです。

何度でも 何度でも、やり続けることです。
なかなかうまくいかないことで、学び得ることもたくさんあるでしょう。

途中であきらめてやめてしまうからできないのであって、
できるまでやり続ければできるのです。
何度でも 何度でも。

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