誰だって変わることができる

新年度の目標達成可否は今がどんな状態かですでに決まっている

4月から新年度を迎える企業の皆さんには、
2月中旬頃から「当年度の振り返り」と「新年度(1年後)の目標」
をお聞きしています。

この時、2つのタイプに回答が分かれます。

1つは、当年度の振り返りをすらすらと口にできると同時に、
「来年の今頃は〇〇となっていたい」と具体的に答えることができる人。

もう1つは、「まだ当年度は終わっていないので」
「終わってからでないと新年度は」
と、質問に躊躇する人。

ほとんどの場合、前者は結果を出せている人であり、
後者はそうではない人です。
前者は今年、結果に至っていなかったとしても、
1年後は目標達成ができている人でしょうし、
後者は今年、目標達成できるとしても、
1年後は難しい人だと思われます。

違いは一つ。
スタートが違うことです。

新年度は4月1日からかもしれませんが、
それは、「よーいドン!」とスタートの火ぶたが落とされる時であり、
考え始める時ではありません。
前者はすでに具体的に考え、準備を整えていることで、
「ドン!」の合図とともにスタートを切ることが可能です。
一方後者は、「ドン!」と聞いてから目標を定め、計画を考える始末ですから、
スタートからすでに負けており、
具体的行動目標が定まった時にはすでに何日も過ぎていることでしょう。

新年度の勝負はすでに始まっています。
勝負はスタート時からではなく、準備段階からだと心得なければいけません。

今日は3月1日。
新年度スタートまであと1か月です。

2022年度は残すところあと1か月。
総括は先に譲るとして、おおよその振り返りはすでにできるはずです。
それらを踏まえて2023年度4月からの1年間、
あなたはどんな目標を定め、
2024年3月1日にはどんな状態になっていたいと考えますか。

繰り返しますが、新年度の勝負はすでに始まっています。
今から1年後の自分をリアルに思い描き、
楽しんで行動計画を練り上げましょう。

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