誰だって変わることができる

学びのスタンスが成長を決める

「この先生からは何も学べない」と憤慨する学生。
「この先生から〇〇が学べた」と笑顔の学生。
同じ先生から同じ講義を受けた二人の優秀な学生。にもかかわらず、こうも言い分が異なるのは何故でしょう。

一人は受け身。一人は自ら取りに行く。学びのスタンスの違いに他ありません。
大人の学びは知識を学ぶというよりも、それをどのように活かすか、活かし方を考える、活かした先を考えることに価値があります。先生は例を示すことができても、最終的に考えるのは自分です。先生によっては例を十分に示すことさえないかもしれません。
その時、自分でどのように考えるか。先生の言葉の端々に現れたヒントをどのように解釈し、自分が置かれた現状に当てはめ、学んだこととこれまでの経験すべてを合わせて更に因数分解し、どう生かすかはあなた次第です。
そこに確かな「正解」があるわけではなく、その先も試行錯誤、常にブラッシュアップしながら進んでいくしか他ないのです。

受け身でしか学べない人は、どんなに評判が良い講座を受講したところで、何かしら不満や物足りなさを覚えることでしょう。自ら学びつかみ取るスタンスの人は、街角の小学生から学ぶことも日々あるでしょう。

学びのスタンスは人の成長を決めるのです。
自分の成長が滞っていると思うなら、それはあなた自身の学びのスタンスに課題があるのかもしれません。

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