友人が先日言った、「会社へ行くのが楽しい人なんて、世の中にどれだけいるんだろう?」という言葉が今も耳に残っています。
今、私はインフィニティで「すべての人がキラキラと自分らしく輝ける会社、チームづくり」のお手伝いをしているので、何の違和感もありませんが、「会社へ行くのが楽しくないなんて不幸だね」という私の言葉に、彼女の方が思いっきり違和感を抱いたからです。
確かに自分の過去を振り返った時、どんな時にも「仕事は好き」「仕事は楽しい」「お客様が好き」「お客様との時間が楽しい」と感じてはいましたが、「会社が好き」「会社へ行くのが楽しい」「チームが好き」と感じていたことがどれくらいあったかと思うと、彼女の言葉が一層、胸に突き刺さりました。
「仕事が好き」と「会社が好き」はイコールではない。
この、当たり前すぎる現実に今更気がついた時、あることが分かりました。
振り返ってみると、私が転職した時は、「仕事は好きだけど会社は好きではなかった時」でした。
歯を食いしばって頑張れたのは「どちらも好きだった時」
残念ながら「会社が好きで好きでたまらない」という時はごくわずかな時間で、会社は好きだけどチームは好きでないという時間が長かったかもしれません。
当たり前のことに気がついた時、やはり、仕事が好きだけでは片手落ちで、会社を愛せる、チームを愛せる、そんな風土づくりを経営やマネージャーはしなければいけないことを実感しました。
大切な人材を流出させないためにも。自分自身がその中で成長していくためにも。