誰だって変わることができる

経験を積むほどにアクセルの踏み方を学ぶ

羽生善治永世七冠を取り上げたNHKの番組で、いつもながら羽生さんは「イイコト」を言っていました。

守りに入り、リスクを取らなければ、そこからは何も生まれない。
歳を重ね、経験を積むと、人はブレーキの踏み方が上手くなる。
そしていつの間にかアクセルの踏み方を忘れてしまっている。
若い時は一生懸命踏んでいたアクセルなのに、年齢と経験が気づかずしてブレーキを踏ませている。
だからこそ、ベテランになるほど、経験を積むほど、どんどんアクセルの踏み方を学ばなければいけない。

彼の言葉には、幾多の難局を乗り越え偉業を成し遂げたに相応しい重みがいつもあります。

今、あなたはアクセルを踏んでいますか?
それは今のあなたに相応しい適切な踏み方ですか?
ブレーキに頼ってばかりになっていませんか?
アクセルを踏むことを諦めませんか?
たとえ高速で走っていようとも、たとえブレーキを踏まずとも、アクセルを踏まなければいずれ車は止まってしまいます。
それは停滞ではなく、場合によっては衰退を意味します。

もう精一杯やったから。あの栄光を汚したくないから。もう年だから。自分はもう限界だから。実力ないから。
そんな風に勝手に自分でアクセルを踏まない理由を作っていませんか?
いくつになっても、いくつからでも人は花開くことができるのです。

ブレーキばかり踏んでいないで、しっかりとアクセルを踏みましょう。
ベテランだからこそ、成功体験が沢山あるからこそ、もっともっとアクセルを踏みましょう。
今のあなたに相応しい、適切なアクセルの踏み方を常に学び続けましょう。

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