誰だって変わることができる

満足か 感動か

今までにない新しいタイプのお洋服を着るのって、ある意味、挑戦でしょ?
新しいものに挑戦するのは想定外で、だから感動が生まれるの。
いつも通りだと安心だけど、それは想定内でしかなく、満足かもしれないけど感動は生まれないのよ。

通販番組でゲストの男性が熱弁していました。
品物を買うというよりも、その時々に出演しているゲストさんのお話が面白くて、通販番組を時折見ます。
その方の人生観だったり生き方だったり、結構、頷きながら聞くことが多くあります。

この男性ゲストさんの「感動と満足」のお話にもちょっとばかり心が震えました。

想定内だと満足。想定外だからこそ感動。
本当にその通りです。
かつて旅行会社に勤めていた時によく上司が言っていました。
「どんなに完璧だと思う添乗をして100点満点だったとしても、お客様はそこを求めてお申し込みくださっているのだから「良かった!」とはおっしゃっても、それ以上にはならない。お客様の満足ではなくお客様の感動を目指せ。それはお客様の予想を超えた何かをツアーの中で体験してもうらうことに他ならない。お客様の感動を呼ぶ仕事を目指せ。そのためには自分の頭を柔軟に、どんどんいろんなことにチャレンジしろ。」

確かに私たちが「感動」する時は、「予想通り」ではなく、その「予想を大きく超えた」時、または「予想だにしなかった」時に大きな感動を味わいます。
ところが、「感動しなくても満足でもいいんじゃない。不満でなければいいんじゃない。」と安全域に留まってその領域を出ることをしない場合があります。それは結局のところ、控え目でもなんでもなく、挑戦していないだけなのです。挑戦しないで自分枠に留まり続ける体の良い言い訳なのです。

お客様には満足を超えた感動を。
自分の仕事にも満足ではなく感動を。
日々の暮らしでも満足ではなく感動を。

それには常に「挑戦」することが必要です。
満足はいつか常態化して不満へと姿を変えていきます。
想定内に留まっている限り、今は満足でも明日は不満に変わるかもしれません。
そうではなく、常に自分枠を飛び出して、想定外に挑戦し、感動を自分の手で呼び込みたいものです。

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