禅語から学ぶリーダーのあり方

「杓底一残水」思いやりの心を忘れない

杓底一残水 (しゃくていの いち ざんすい)

【意味】
分け合う気持ちを大切にしましょう。

道元禅師が川辺で口を清めるため柄杓に水を汲み、そのうち半分を使い、残りを川に流しました。
弟子が「どうして使い切らず流すのですか?」
と問うと禅師は
「私は十分いただいた。川下にはまだ、水を必要としている人々がいる」と答えました。

「目の前に絶えず流れる川。十分な水があったとしても、必要以上に使わず人に譲る気持ちを持ちましょう。」
と禅師は伝えています。

自分を抑えて目の前にいる他人を思いやる心。
その思いやりの心は、メンバーを大切にすることがお客様を大切にすることにも繋がることだと言えるでしょう。

杓底一残水
マネージャーとして、心に留めておきたい言葉ですね。

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