新型肺炎の影響で、利用航空機のCAさん達は皆、マスク着用で客室業務についていました。
この時期だから致し方ないよな。
頭上の物入れには畳まれたブランケットとクッション枕が置かれていて、離陸前にブランケットを勧められましたが・・・。
誰が使ったかわからないブランケットを、それも今の時期、消毒済みであるかどうかわからないものを利用する気になれずお断りしました。
驚いたのは、お決まりの飲み物等のサービスの時です。
CAさん達は皆、薄手のゴム手袋をはめて飲み物などを配り始めたのです。
そこまでして、飲み物配る必要があるの?
それだったら、LCCが思い切ってそのようなサービスを行っていないように
今の時期、それらを止めてみるという選択肢があっても良いのではないでしょうか。
ゴム手袋をはめた手で差し出される飲み物を飲みたいとも思わず、
私は寝たふりをしてしまいました。
着陸前にカゴに入ったキャンディを勧められました。
乗客が好きに手に取る、例のパターン。
複数の方が触れた個包装のキャンディたちがそこにはたくさん収まっています。
やはりこれも、お断りをしました。
ルーティンを当たり前に行うのではなく、
手袋とマスクで対策しています、
などの表面上のことでもなく
こういう時だからこそ、もっと頭を柔らかく
思い切って止めてみる、全く違うことを行ってみるなど
様々なことにチャレンジしてみることも必要なのではないでしょうか。
航空会社に文句を言いたいわけではなく
これは自らに問う問題だと受け止めています。
日々の当たり前を当たり前に行うのではなく
対症療法でやり過ごすのではなく
何がベストか、一歩も二歩も先を見て
自己満足に陥らず
誰のためのコトなのかを見失わず
そんなしなやかさ柔軟さを持ち続けていたいものです。