リモートワークでメンバーとのコミュニケーションが希薄になることに
頭を悩ませているマネージャーさん達。
リアル職場であれば空気感を感じる時もあるし、
言葉を交わさなくても視覚情報から得られることもたくさんあります。
しかし、リモートワークではこちらから積極的アクションをするか、
相手から関わってくれない限り、
つまりは誰かがわざわざ何かほんの些細な事でも行動をしない限り、
相手の様子がわからない、こちらの様子も伝えられない、
というところが悩ましい所です。
わざわざのMTGでは時間がいくらあっても足りないし、
互いに負荷がかかります。
毎朝5分の短時間MTGや、放課後ルーム、談話室など、工夫もありますが、
それらも形骸化してしまって機能しなければ何の意味も持ちません。
こんな時、大切になってくるのが、一人ひとりに与えられる「役割」です。
役割というと、職務上のリーダーとか、会議での司会、ファシリテーターとか
新人のメンターとか、そういうモノをイメージする人が多いでしょうが、
何もそれに限ったことではありません。
WEB宴会部長、コミュニケーションリーダー、談話室管理人、
ゴキゲンアンバサダーなど、なんでも良いのです。
とにかく役割を明確にし、今こそチームの関係性が希薄になることにより
誰かが寂しい思いをしたり、取り残された感を抱いたり、
相談できなくて悩んでいたり、そういったことが起きないよう、
関係を密にするために、マネージャーだけが頑張るのではなく、
一人ひとりが役割に応じた責任を果たしていくのです。
物理的距離は取らざるを得ない今ですが、だからこそ心理的距離は近くなるよう
色々な工夫が必要です。
その一つが「役割」です。
あなたのチームは、メンバー一人ひとりに明確な役割が決まっていますか?