卒業式も謝恩会も入社式も自粛で中止。
ケジメのセレモニーがなにもできず、気持ち的に中途半端なまま社会人としてのスタートを切ろうとしているあなた。
まずは、社会人一年生、おめでとう!
こんな時節だからこそ、改めて、あなたに問います。
学生と社会人の違いは何ですか?
責任感
納税義務
苦手な人とも付き合わなければいけない
お金を払って勉強するお客様状態か、お金を頂きながら勉強もできるありがたい状態か
たくさん他にもありますね。
でも、私が一番に言いたいのは、「自分自身の健康管理」です。
風邪引いたくらいで休むなんてたるんでる!
は、今や化石の考え方です。
熱があるけど試験受けないと落第するから学校行く!は、自分勝手な理屈です。
風邪ひいた? インフルエンザ?
帰って寝ろ! 移すな!
腹痛? 二日酔い?
帰って休め! パフォーマンス上がらない具合の悪い人がいたら、周囲も雰囲気悪くなる!
私は常々、メンバーにはこんな風に言っていて、
「せっかく頑張ってるのに冷たい」
とよく言われたものです。
でも、そんな頑張りは必要ありません。
そんな身勝手な頑張りするよりも、自身の健康管理をもっと、きっちりと行ってください。
無理することは、ちっとも素晴らしくありません。
スピード出しすぎてエンストしたり、エンジンから火を吹いて走れなく車より、定期的に休みながらでも、きちんと走る車の方が、断然良いのです。
エンストして一人止まってしまうだけならまだしも、排気ガスで気づかぬ間に周囲を汚染してしまっている場合もあります。
火を吹いて、想定外の広さで周囲を巻き込み害を与えてしまうこともあるのです。
具合が悪かったら休む勇気を持ちましょう。
健康管理も仕事です。
パフォーマンスが落ちない体力、気力を保てるよう、自分をきちんとマネジメントしましょう。
今春社会人になる君へ。
あなたの心と身体が健康であって、初めてパフォーマンスが上がるのです。
どんな時にも、自らの健康管理が最も大切な仕事だと肝に命じてください。
そしてそれは、決して自分勝手なものではなく、自分の行動がどんな影響を周囲に与えるのかと、常に慮ることができるものでなくてはなりません。
なぜなら、社会はあなた一人ではなく、あなた以外の多くの人たちとの関わりで成り立っているからです。
その第一歩が自身の健康管理です。
それは、自分のためであると同時に、自分以外の周囲のためでもあるのだと心得て下さい。