テレワークや自宅での仕事が推進、余儀なくされている昨今、
「これではマネジメントができない・・・」
と嘆きともボヤキともつかないご相談をいただきました。
「どうしてマネジメントできないの?」
との私の問いに、
「だって、全く目が届かない状況で、管理できないじゃないですか!」
とのことでした。
マネジメント=管理すること
と解釈した場合、難しいかもしれないですね。
けれども、そもそもそれが間違いなのです。
だって、
マネジメント‡管理すること
マネジメント=信頼すること
だからです。
共通の目的のために目標に向かうメンバーは
「労働者」ではなく「パートナー」です。
労働者であれば管理監督が必要かもしれませんが、
パートナーに果たしてそれは必要でしょうか。
パートナー間に必要なのは、互いの信頼関係
一層深い相互理解と相互援助の気持ちです。
物理的距離が離れていても信頼関係を築き、
互いを理解し、互いを助け合うことが自然にできる
そのためにマネージャーはどうすればよいのか
それが今、マネージャーに求められていることではないでしょうか。
管理しようとすればするほど、物理的距離に比例するように
メンバーの心は離れていくでしょう。
そうではなく、
離れているからこそ心を配らなければならないコト
困っていることはないか
サポートしてほしいことはあるか
情報はできるだけタイムリーに伝達する
メンバーの声を言葉で理解するのではなく心で聴く
ん? んんん?
特別なことではなく、普段から必要なことばかりです。
つまり、今こそ、真のマネジメント力が求められているということですね。