私は子供の頃から文章を書くのが苦手で、
読書感想文の宿題などは、いつも苦労したものです。
大学受験時は、「小論文で落ちる」と揶揄されるくらいに
文章を書くのがダメダメでした。
ところが!
このブログを読んで下さっている複数の方から、
時を違えて同じような言葉をいただいたことがあります。
「わかりやすくってね。いつか本になるのを待っています。」
「すごく共感できるの。こんな風にわかりやすく書けるの才能よね。」
最初、私は、「うっそぉぉぉぉ~」と心から思い、
お世辞に違いないと本気で思い、
せっかくの言葉を全く真に受けていませんでした。
しかし、今日、私は気がついたのです。
これって本当かも~。いえ、本当なんだわ~。
それは、同じ師の下で学ぶスピリチュアルコーチの望月アコさんが、
彼女のインスタライブで、
「それって、私に言ってくれてるの?」
と思うようなコメントを言っていたからです。
「できない」とか「苦手」とか、そんなのは思い込み。
子供の頃に親や先生からそう言われたことが刷り込みとなって、
自分はダメだと思い込んでいるだけ。
確かに~!
私はまさに、母の「作文下手くそね」がスタートでした。
そして決定打は、大学受験対策のZ会小論文添削。
自信を失くして小論文がない大学を選びました。
私は文章書くのが「とっても下手!!!」と思い込んだのですね。
けれどもそれは、学校の授業や試験で良い点が取れない
というだけで、下手かどうかは別ものです。
ピカソの絵だって、小学校の授業で子供があんな風に描いたら、
おそらく、5段階評価の5はもらえないんじゃないかなぁ、と思います。
子供らしさがないとかなんとか。
私をピカソと比べるのは恐れ多い話ですが、
つまり、良い成績を取れる文章と、人に分かりやすく心に響くかは、
別の話なんだと、今日、やっと気がついたのです。
そもそも、分かりやすいとか、心に響くとかだって、
受け取る人によって、それぞれであって、
万人に響くとか、そういうのはない!!!
と、苦節〇〇年にして、ようやく気がついたのです。
(アコさん、ありがとう~)
これ、とても大切なコトです。
メンバーの自己肯定感が低い場合、
それは、過去に作られた「思い込み」によるものです。
そう!
思い込み!!!
なんです。
学校の成績が悪かったとか、
昔の上司に評価されなかったとか、
お客様から認めていただけなかったとか、
そんなこんなが作ってしまった、全ては
思い込み!
メンバー自身がダメなのではなく、
思い込みがメンバーをダメにしてしまっているんです。
で、ここからがさらに重要!
その思い込みを、
マネージャーやリーダーが、先輩や同僚が、
あなたが、
作っていませんか?
ということです。
いやもう、過去の私は、
メンバーの思い込みを思いっきり量産していました。
ダメ出しの女王でしたから。
つまり、
メンバーの自信を失くさせていたのも私。
メンバーのやる気を失くさせていたのも私。
メンバーの失敗や間違いを誘発していたのも私。
で、それらをとってもイライラしていた私。
自分で自分の不機嫌を自ら作っていた
ということですね。
思い込みは人をダメにもすれば、
逆に、プラスの方にも導きます。
だったら、誰に遠慮するでもなく、
自分で自分をプラスに持っていく
勝手な思い込みをすれば良いのだし、
メンバーをプラスに導く、
前向きな思い込みをさせてあげれば良いのです。
今日からは私は自分勝手にこう思い込みます。
「私、文章書くの、結構イケてる!」(恥ずかしい・・・)
あなたは自分にどんな思い込みをしてみますか?
メンバーにはどんな思い込みをプレゼントしますか?