マネジメント・リーダーシップ

過去に何を成したかは関係ない

部下から嫌われる上司の筆頭に
「過去の成功体験を自慢する」
「過去の成功体験にこだわる」
があります。

上司からしてみると、こだわったり自慢しているつもりはないのかもしれませんが、
部下から見ると、明らかに「している!」と感じてしまうのは
あるある話です。

上司に限らず、人は自分の成功体験を手放すことは
なかなか難しいものです。

成功体験があるから頑張れる! ということもありますし、
成功体験があるから自信を持てた! ということもあるからです。

しかし、成功体験に引きずられるということは、すなわち、
過去を事例に考え、判断してしまうということです。
これだけ変化の激しい時代、正解が目まぐるしく変わっていく時代において、
過去の成功体験にこだわることは自殺行為に等しいとも言えます。

過去に何を成したかではなく、今、何をしているか。
「今」こそが大切なのです。

上司を批判する前に、まずは自分を振り返り、
過去にこだわっていないか、今に注力しているか、
今の自分に意識を向けて、なすべきことをなしていきましょう。

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