ブログ

戦略人事

今年こそ変えたいのは、人か、制度か、関わり方か

年が明けると、「今年こそは」という言葉が自然と浮かびます。もっと主体的に動いてほしい。もっと当事者意識を持ってほしい。もっと成長してほしい。こうした願いの背景には、「人を変えたい」という思いがあります。しかし、これまでを振り返ってみてくださ...
戦略人事

成果は出た。でも、人は育っただろうか|改めて考えたい組織と人材育成

年末になると、多くの経営者や管理職は今年の成果を振り返ります。数字、プロジェクトの達成、売上や利益。「今年はよくやった」と言える結果が出ている会社も多いでしょう。しかし、ふと立ち止まった時、こんな感覚が残ることはないでしょうか。「成果は出た...
戦略人事

評価制度は育成文化をつくる装置である|加点方式がチャレンジを生む理由

評価制度とは、「処遇を決めるためのもの」「序列をつける仕組み」というイメージを持っている人は多いようです。しかし本来、評価は人を選別するためのものではありません。人を育て、組織の未来をつくるための仕組みです。評価の仕組みが変わると、現場の行...
組織開発

なぜ月次が早まらないのか?業務改善が進まない本当の原因とその対策

月次決算が早まらないのは、仕組みの問題ではないかもしれません。現場を動かす“伝え方”の工夫について実例から考察します。
マネジメント・リーダーシップ

部下の育成は「待つ」のが正解?急かさず伸ばすマネジメントのコツ

部下の成長を急かすと、逆に成長を止めてしまう?育成のポイントは「待つ力」!ポテンシャルの高い部下を焦らせて失敗した私の実体験をもとに、急かさず部下を伸ばすマネジメントのコツを解説。
マネジメント・リーダーシップ

納得度は何パーセント?|「わかりました」を鵜呑みにしないリーダーの質問術

「納得度は何パーセントですか?」これは、私がメンバーやクライアントさん、お客様に対してもよく使うフレーズです。明らかに「腹落ちした、納得した」という様子ではなく、どこか引っかかりが見える相手に対し、「わかった」「納得した」と言ったのだから、...
マネジメント・リーダーシップ

マネジメントとは|最大の難関は、自分を自在にマネジメントすること

マネジメントとは、管理することではない。人を育て、人を介して結果を出す、チームの力を最大化する営みである。メンバー一人ひとりを思い、個々に応じて対応を変える。経験豊富なメンバーには裁量を与えて信じて任せる。新人にはきめ細かく丁寧にフォローし...
人間力

優秀な部下ほど遠慮する|上司の『器』が試される瞬間

昔、私にはすごく優秀な後輩がいた。 今振り返ると、彼の才能に、当時の私は無意識の抵抗を感じていたのかもしれない。その彼が、数年後、転職先の業界で「伝説の営業マン」と呼ばれるほどの人物になったと聞いた。私が彼の先輩だったと知った周囲の人に、彼...
マネジメント・リーダーシップ

エグゼクティブこそ「メタ認知」を鍛えるべき理由|無自覚な孤立を避けるために

「うちのメンバーはポンコツばかり・・・」怒り半分、諦め半分でそう口にしたエグゼクティブがいました。業績目標は思わしくない。指示は伝わらず、報告は遅れる。何度言っても変わらない部下たちに、彼は疲弊していました。ところが、2回のコーチングセッシ...
人間力

理不尽な言葉にどう向き合うか:リーダーの選択

誰かから心無い言葉を浴びせかけられる。陰でネガティブキャンペーンを展開される。理不尽や納得のいかない悪口や嫌味に遭遇することは、誰にでも訪れうることです。こんな時の最善の選択は「相手にしない」です。それは、我慢するという意味ではありません。...