評価制度改定のご相談をいただく機会が増えている。
その際、スキルや知識を重要評価項目に取り入れることに、私は強い違和感を覚える。
一部を除いて、今後ますます、スキルや知識はAIに取って代わられる。
実際、すでに多くの業務現場で「知っている人」より「AIを使える人」が成果を出している。
今後は、いかにAIを使いこなせるかの方が大切になるだろう。
しかし、AIを使いこなす方法さえAIが教えてくれる時代である。
だとしたら、最も必要なことは何か。
それは、いかに「一生懸命」「楽しく」「続ける」力があるかどうかではないだろうか。
このサービスをお客様に理解していただくためなら頑張れる。
チームメンバーの縁の下の力持ちとして支えることができるなら苦労をいとわない。
一人ひとり、どんな場面なら「一生懸命」になれるのか。
大変な中にも「楽しみ」を感じられるのはどんな瞬間か。
「続ける」ことを苦痛に感じない条件は何か。
さらにこれからは、
「変化」や「挑戦」をいとわず、
「柔軟」に「適応」していく力も求められる。
過去からの学習やルーティンはAIや機械が担う。
前例がないことこそが、人間の見せ場である。
では、それらの要素を評価制度にどのように組み込み、どう育み、どう成長支援につなげるのか。
ここにこそ、制度設計の専門性が問われる。
私が支援する評価制度の枠組みは、「査定」のためのものではない。
人材を活かし、組織を伸ばし、経営の未来を実現するための戦略ツールである。
そのためには、5年後も、10年後も、30年後も使い続けられる設計でなければならない。
AIの台頭によって、評価の枠組みが変わるのは必然だ。
制度は、会社の未来を映す。
そして制度次第で、人も組織も変わる。
だからこそ私は、表面的な制度改定ではなく、「その会社らしさ」と「未来戦略」に根ざした評価制度づくりにこだわり続けている。
あなたの会社の評価制度は、「未来の人材」を育てる設計になっているだろうか。
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