「成果」を取るか。「倫理」を取るか。
二者択一を迫られる状態に陥った時、決断のためにあなたが重要視するのは何だろうか?
つい先ごろ、経営者として私はこの決断に迫られた。
成果を取ると、会社と自分の尊厳が間違いなく削られる。
倫理を取ると、経営危機に陥る問題が目の前に迫ってくる可能性が大。
私の結論は、心の中では決まっていたが、それを口にするのがためらわれた。
「相談」して結論を出すというよりも、言葉にして誰かに聴いてもらい、自分の決断を自分で納得させたかった。
「一番つらいのは何?」
この質問で私が口にした言葉は、「孤独」ということ。
誰かに相談しても、最後に決めるのは自分。
そして、その結果責任も自分。
まさしく、経営の孤独だ。
しかし、この孤独は「弱さ」の孤独ではない。
意思決定者の孤独だ。
倫理を選ぶとき、「きれいごと」と言われやすい。
しかし、実際には違う。
倫理にはコストがかかる。
短期的には損失を生むこともある。
それでも選ぶ。
それは理想主義ではなく、自分の経営哲学を守る行為にほかならない。
ただ、その代償が怖い。
そして私は思う。
戦略人事コンサルタントとして、「経営の孤独に寄り添う」と謳っている。
自らがその痛みや辛さを体感しているからこそ、クライアントの孤独が理解できる。
今、体験していることは、必要善なのかもしれないと。
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