学んだことを最も効果的に身につける方法
それは、学んだことを誰かに伝える(教える)ことです。
解釈が中途半端だったり、
正しく理解できいなかったり、
または正しく行うことができていないと
誰かに教えることは難しいものです。
初めてそのことについて知る(聞く)人をごまかすことはできても、
自分をごまかすことはできません。
「身についている」
とは、知っている、理解している、意識すればできる
などの領域を既に超え、
「意識しなくても正しくできる」ということです。
反復練習(行動)をして身につける努力ももちろん大切ですが、
誰かに教えることに勝る身につける方法はないと
私は思っています。
「教えてもらったことを、これまでは出し惜しみしていたけど
今は、どんどんみんなに伝えている。
一緒に成長できたらいいと思って。
そしたら、自分がどんどん深まっていって、
出し惜しみしてた頃よりも、できるようになってきた。」
こんな報告をしてくれた部長さん。
誰かに教えることが最も効果的に身につける方法であることを
実感してくれています。
劇中で伴虚無像さんがこんなことを言っていました。
そなたが鍛錬し培い、身に着けたものはそなたのもの。
一生の宝となるもの。
されどその宝は、分かち与えるほどに、輝きがますものと心得よ。
せっかく学んだことをあなたのモノとして輝かせたいなら、
出し惜しみするのではなく、どんどん分かち与える。
そうすればそうするほど、一層の輝きを放ちながら
我が身に戻ってくるのです。