一生懸命なのに、頑張れば頑張るほど、
メンバーのやる気を失わせてしまうマネージャーがいます。
かつて私も
「尾藤さんのそういうところが私のモチベーションを下げるんです！」
と言われて愕然としたことがありました。
一方、自分がメンバー時代に、
「この上司、やってられない・・・」と感じたこともたくさんあります。
① とにかく細かく、すべてを知っておきたい
② 論理的だがその論理を押しつける
③ 勢いはあるが、具体的方針や目標は何も示さない
④ 「任せる」と言うが、押し付けや放り投げ状態である
⑤ 1人で成果は出し優秀だが、組織を効果的に活用できない
⑥ 経験豊富だが、過去のやり方にこだわり変化を拒む
⑦ 感情が不安定なマネージャー
⑧ 責任を取ろうとしない
⑨ 失敗を恐れ、メンバーに仕事を任せない、権限を与えない
⑩ 失敗はメンバーの責任、成功は自分のお陰と手柄を横取りする
⑪ 言うことが二転三転する
⑫ 結論を自分では決められない
⑬ 言っている事とやっている事が真逆
⑭ 結果にしか興味関心を示さず、メンバーを「人」として見ない
⑮ 減点主義でできていないことばかりを指摘する
マネージャーの仕事能力が高いか低いかというよりもそれ以外の部分。
つまり、人柄に基づくことが大きく影響しているように思います。
「うちのメンバー、全体的にモチベーション低いんだよね」とぼやく前に、
自らがその元凶となっていないか、我が身を振り返らなければいけません。
