DNAに組み込まれている5つの価値観~自由・安全メンバーと力価値ダントツ上司の場合

DNAに組み込まれている5つの価値観

上司のことを理解している部下は多いが(客観的に見ている)
部下のことを理解している上司は少ない。

だから、上司は一生懸命部下を思って関わっているにも関わらず、
その関わりが、部下の大切にしている価値観を踏みにじっていることが多々あります。


人は誰でもDNAに組み込まれている5つの価値観があります。
その強度も満たし方も人それぞれ。
(ココについて詳しく知りたい方は、文末のリンクをクリックしてください。)

◆ 力・価値ダントツ上司Aさんの言い分

B君は、言われたことは一生懸命やるけど、
どこか諦め感、自分は無理だと思っているんです。
愚直に頑張ることはするけれど、
挑戦しようと思ってないんです。


◆ 自由・安全が大切なメンバーB君の言い分:

僕は楽しく仕事がしたいんです。
一から十まで指示されたくない。
もっと自由にやらせてほしい。

Aさんは、業務に不慣れなB君に対して
一番を取らせよう、達成感を味合わせてあげようと
一生懸命に教えます。
「こうやってやればうまくいくから」
「一番取ってうまい酒一緒に飲もうぜ」
とB君を鼓舞します。

力・価値ダントツのAさんにとって、
「一番になる」「達成感」「勝つ」「認められる」
はとても大切な価値観です。
それを仕事で満たせるのなら、昼夜を惜しんで頑張れます。

自由・安全(生存)が大切なB君にとって、
あれこれ細かく指示されることは、
自由を奪われることに他ありません。
最もやる気が失せるアプローチです。
また、安全を大切にしたいB君にとって、
挑戦はできれば避けたいこと。
寝食を忘れて仕事に打ち込むAさんのスタンスは受け入れ不可能です。
「達成感をお前にも味合わせやる」というAさんの言葉が、
力価値をあまり重視していないB君にとっては
負担(Aさんの価値観の押し付け)以外の何物でもありません。


Aさんに私がアドバイスしたことは、
B君の価値観を尊重する関わり方に変えることです。

・細かく指示をするのではなく、ゴールと方針を伝えて、やり方は任せる。(自由の尊重)
・大きな挑戦を促すのではなく、小さな挑戦を積み重ねていく。(安全の尊重)
・成果の話しばかりではなく、取り組みの工夫や考え方を認める。(自由の尊重)
・必要以上に管理しない。(自由と安全の尊重)

です。


のびのびと取り組めるようになったB君は、
これまでとは見違えるようなやる気を見せ、
万年予算未達だった風は今は見る影もなく、
課内で1-2位を争うトップ営業マンに進化しました。


自由が強いメンバーは任せる、裁量権を与えることでやる気に火が付きます。
しかし、そこに安全が加わる場合、
広すぎる裁量権は逆に不安材料となる可能性もあるため、
匙加減が必要です。

満たし方は人それぞれ。
メンバーをよく知った上で関わり方を変えれば
今の何倍ものやる気を見せて成果を上げることが可能です。


上司のことを理解している部下は多いが(客観的に見ている)
部下のことを理解している上司は少ない。

あなたはどれくらい部下を理解できていますか?

DNAに組み込まれている5つの価値観(5つの欲求)
愛・所属

力・価値
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