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手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池

古川周賢老大師(山梨県恵林寺住職)の「禅の智慧」講座が始まりました。

老師の言葉はどこかにあるものをかいつまんで体よく並べている言葉だけが上滑ったモノではなく、老師がご自身の体験やそこから会得なさったことをご自身が選りすぐった本当の言葉で語られるので、聴く者の心に深く響き染み入ります。

 

沢山のお話の中で

「手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池」

のお話がありました。

猿沢の池の前でパンと手を打ったら、茶店の女中さんはお客さんが呼んだのかと思い「はい」と答え、鳥は危険を感じて飛んで逃げ、鯉はエサをもらえるかと思い集まってくる。

どれも正解。それぞれの立場、状況において正解。鳥がお茶を運んで来たらおかしいし、女中さんが逃げるのも違う。女中さんも鳥も鯉も、自分に最も必要な(ふさわしい)行動を自分で気づいて行っている。

 

最もふさわしい行動とは立場、年齢、状況によって変わってくる。

何を一番に考えるかの優先順位プライオリティは固定されておらず、その時々によって変わってくる。

どう行動するかは自分の力で気づくことが大切。

 

老師のお話を聴きながら、「今の私にとって最も大切にすべきことは? 取るべき行動は? 私は自分の人生の脚本を自分で書いているか? 流されていないか?」と何度も自問自答しました。

あなたが今、最も大切にしていることは何ですか?

あなたは自分の人生の脚本を自分で書いている、または必要によって書き換えていますか?

 

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