禅語から学ぶリーダーのあり方

「山水有清音」常に心を穏やかに

山水有清音 さんすい せいおんに あり

意味:山や川 自然の中には澄んだ清らかな音がある

木々の葉っぱをそよがす風の音
渓流に流れる清水の音
鳥のさえずり
虫が落ち葉の上を歩く音

自然の中には私たちの心を和ませてくれる音に溢れています。

毎日毎日、ただあくせくと突っ走るだけではなく、時には足を止め、胸いっぱいに外の新鮮な空気を吸い込み、自然の音に耳を澄ませてみませんか。
物事の見え方や捉え方が変わり、心のモヤモヤが晴れ、表情が自然と穏やかになり、あなたから発せられる言葉も自ずと変わってくるでしょう。

日々、成果を求められるビジネス現場においては、どうしても頭で考えることが優先され、私たちの左脳は常にフル回転。
いつの間にか知らず知らずのうちに疲れ切っているものです。
自然に触れ、左脳を開放し、体中で何かを感じ、右脳に導かれるままにバカなことをしてみるのも時には必要かもしれません。

日常が常に山や森の自然が溢れた場所のように、心を落ち着かせることができる環境であればベストですが、今の世の中、それもなかなか難しいことも多いというもの。
しかしだからこそ、断捨離とか、シンプルに生きるとか、そいういう言葉や行動が人々の心を魅了するのでしょう。

山水有清音

常に心を穏やかにゆったりと、大自然の中のありのままの自分であるように、そんな心持ちでいたいものです。

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