誰だって変わることができる

長続きの秘訣

今年もたくさんいただいたお年賀状。
親しい友人からもらったコメントに共通する言葉がありました。

「頑張りすぎないでね」

私は子供の頃から持久戦・持久走が苦手でした。
理由は大きく二つ。
一つは途中で飽きる。
もう一つは息切れする。

途中で飽きるのは、そもそも取組み目的へのコミットが足りないものだと思います。
問題の息切れ。
これは最初に勢いよくスタートしたものの、頑張りすぎて続かなくなり、途中で息切れしてしまい、ギブアップ! というパターンです。

私のことを良く知る友人達は、昨年末より新生活に突入した私に、また、4期目を迎えるインフィニティに責任を担う私に、「頑張りすぎないでね」というメッセージを送ってくれたのでした。

瞬発力がモノを言う勝負もたくさんあります。
しかし、よくよく考えてみると、この世の中、持久戦、持久走、ずっと続くコトの方が多いような気がします。

例えば、人との問題。
関係性を築くのは一朝一夕ではいきません。
信頼関係も同じ。ましてや、失った信頼を取り戻そうとするならば、それまで以上に長い月日が必要かもしれません。

例えは、学習。
知識や技術を頭で記憶することは比較的短期間で可能です。
しかし、覚えた知識や技術が本当に身に付き、それらが熟練のモノとなったり智慧に昇華されるまでには、やはりそれなりの年月が必要となります。

これらすべてに共通する成功の秘訣。
それはコツコツと続けること。
つまり持久走です。
そのためには、いきなりの猛ダッシュでは続きようがないですし、したりしなかったりでは効果的な結果は望めません。
頑張りすぎずに頑張ること。
これが長続きのコツ。成功の秘訣なのでしょう。

ありがたいことに友人たちは、「応援しているよ」という気持ちを込めて、「頑張りすぎないで」というメッセージを私に送ってくれたのです。
すぐに猛ダッシュして途中で息切れして、落ち込んだり諦めたり悔んだりする私をよく知っているからです。

全速力で頑張ることも時に大切ですが、それでは長続きは難しいでしょう。
長続きのコツは頑張りすぎないこと。
世の中、持久走の方が多いのです。
頑張りすぎずに頑張りましょう。

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