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自分をごまかさない

今年の私のマイルールは「自分ごまかさない」です。
(そんなブログも書きましたね。こちらから

毎朝、神棚に手を合わせては「自分の宿題『自分をごまかさない』を今日も努めてまいります」と口にしているのですが、自分をごまかさないというのは本当に難しいです。
他人をごまかせても自分のことは自分自身がすべてお見通しなわけですから、マイルールにこのことを設定したこと自体を、「少し早まったかな・・・」などと落ち込んだりもします。

今朝も神様に誓い、その後、フェイスブックの友人投稿を何とはなしに見ていたら、ビジネス論語塾の主宰で尊敬する青柳浩明先生のページに以下のように綴られていました。

◆其の悪を攻めて人の悪を攻むること無きは、慝(トク)を脩(オサ)むるに非(アラ)ずや。(顔淵第十二)

《訳》
自分の欠点を厳しく責め、人の欠点を責めすぎないようににする、それが人の影に隠れない(ごまかさない)、ということになるのではないかな。

《閑話》
“匿”とは、”隠匿”という言葉もありますが、入れ物や壁を利用してその中に姿をかくすこと。つまり他人の影に隠れて自分の悪を隠すこと。自分の悪事などを隠すために卑怯にも他人の言動に対して攻撃を加えることです。
ですから、”慝を脩むる”とは、そういう人間にならないために、ということです。
他人を責めすぎても状況は改善されないどころか、相手から憎まれたり開き直られたりなどして悪化するのみです。
何より、よろしくない自分の言動が放置されてしまいますよね。
原則、他人を誹謗中傷しない。そんな暇があったら、自分の欠点を見直す。
それが自分を成長させる第一歩です。

(以上、青柳浩明先生のFacebook投稿より掲載)

なるほど、「自分をごまかさない」ということは、つまりは他人の欠点や過ちを責めない。誹謗中傷しない。
自分の凸凹を何かの陰に隠してしまうのではなく、しっかりと向き合い、自分を高める。
そんな意味になるのだと改めて感じました。

いやはや、とんでもなく難しいマイルールを設定したものです。

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