身心一如(しんしんいちにょ)
「心身一如」と書くことも多いようですが、曹洞宗の開祖 道元禅師の書には「身心一如」と書かれているようです。
「身体と心は一つであり分けることはできない」という意味です。
でも、でも、でも~~~
言っていることとやっていることが違う人って、いますよね?
「ねえねえ、マネージャーって私たちに言っていることと自分でやっていること、逆じゃない?」みたいなことです。
他人事ではなく、自分に置き換えてはどうですか?
「いや、本当はそんな風には思っていないんだけど、周囲になんとなく同調してしまって思っていることとは違うこと言っちゃった。」みたいなことです。
つまりは心は裏腹というやつです。
「よく頑張ったよね。偉いよ。」と本当はそんなこと思っていないのに、とりあえず言ってみる。
お口 チョコレート、心 冷蔵庫というやつです。
私の今年のマイルールは「自分をごまかさない」でした。
つまりは「身心一如」ということですね。
本当に難しい事だと痛感しているこの頃です。
自分をごまかさないためには、常に自分自身を知ることが必要です。
見たくない自分も、認めたくない自分も、ありのままを受け止めることからすべてが始まります。
とても「痛い」作業ですが、そうしなければ心と行動が別物になってしまいます。
しかし、そうすることで痛い思いをした分、成長できているような気もするのです。
身心一如
究極の成長手段なのかもしれません。