◆「変わりたい」と誰よりも強く望み、学ぶ姿勢が真剣でした。年下からのアドバイス、先輩からの耳にちょっといた言葉なども素直に受け入れ、その取組姿勢と滲み出る思いはメンバー全員の心を打ちました。
◆どんなことにも一生懸命取り組む姿勢は、チームを鼓舞するに十分すぎるほどエネルギッシュです。自らのストレッチポイントも正しく認識できており、他者からのフィードバックを素直に受け入れる真摯な姿勢は、仕事がデキるリーダー格だからこそメンバーに大きな影響を与えているようです。事実、「自分の言動でメンバーが笑顔になるのが嬉しい」という発言に心を動かされたと複数のメンバーが感想を述べていました。
◆ストレッチポイントを「伝達力」にしているだけあって、セッション中、伝えることが苦手だとわかる場面が多々ありました。しかしそんな中、一生懸命に伝えようとする姿勢は素晴らしかったと思います。コミュニケーションが苦手だから人との関りを避けるのではなく、何とかしようとする姿勢はメンバーの心を大きく動かしました。
上記は少人数のグループに分かれて行うグループセッション終了後の講師・コーチからの参加者へのフィードバックシートの抜粋です。
リーダーシップ、影響力とは、「ぐいぐい」や「強い」ものばかりでなく、「じわじわ」や「やんわり」と沁みこんでいくものも存在することがよくわかります。
「ぐいぐい」や「強い」は、例えると「あぢっ!」と皮膚表面が高温でやけどをする感じ。
一方、「じわじわ」や「やんわり」は真皮まで熱が達する低温やけど状態。
考えようによっては「強い」熱よりも「柔らかく沁みこんでいく」熱の方が、結果的に相手に与える影響力は大きいとも言えるでしょう。
フィードバックシートを書いていて改めて感じることは、リーダーシップ・影響力とは実に千差万別で、人の数だけそのスタイルがあるということ。
自らの強みをどんどんと磨いて自分だけのオリジナルスタイルを作っていけば良いということです。
あなたはどんなリーダーシップ・影響力をオリジナルスタイルとしていますか?