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究極の学習

将棋棋士の羽生善治九段の言葉です。

孫氏の兵法に 敵を知り、己を知れば百戦危うからず という言葉がありますが
究極の学習というのは
「自分をきちんと客観的に知る」(メタ認知)

「相手の気持ち、考え方、感情を知る」(思いやり)
であると思っています。

知識や技術を身につけるよりも、「己を知る」「他人を知る」ことが生きる上でいかに大切か、そしていかに難しいかを羽生さんも語っています。
数々の記録を打ち立て、人としても素晴らしい羽生さんが語る言葉にはまた、一層の重みを感じます。

人は自分のことは分かっているようで、以外にも一番分かっていないのが自分自身かもしれないですし、
他人の事を分かっているようで、自分に都合よく勝手に解釈していることもままあります。

相手を知り、己を知る。

戦うということではなくとも、人として、最も大切なことなのだと、どんなに優れた技術や知識を持ち合わせていても、ココが欠けていては人としての魅力に大きく欠けるのだと、だからこそ人は一生をかけて学習し続けるのだと思うのでした。

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