グループの話し合いを質問だけで構成し、課題解決のみならず
チームビルディングやリーダーシップ開発までできてしまう
アクションラーニング(AL)セッション。
私はこのアクションラーニングが大好きです。
最初はモヤモヤ状態、なんだかよくわからない状態から、
全員がチーム脳になることで、問題の本質にたどり着き、
そこから行動計画に発展させていく。
その過程で起こる自己との葛藤や仲間への信頼、尊敬や感謝など、
そのプロセスがたまらなく大好きです。
今回はオンラインセッション。
事前に紹介動画を見ていただき
多少なりとも予備知識を持って、本番に臨んでいただきました。
「どうして質問だけなのに話し合いが成立するんだろう???」
「自分の価値観を見直す場になった」
「自己開示をするって難しいと思ってたけど、ALだとできた」
「それぞれの悩み、問題は違うけど、問題の本質となる部分は
自分にも当てはまることが多い」
「信頼関係があるメンバーとの協議は面白い」
「自分のチームでALやるの、どうやったらうまくいくんだろう?」
山ほどの気づきや学びを手に入れた皆さん。
でも、最初からよく知った仲間ではなく、冒頭は皆緊張状態。
にもかかわらず、「信頼関係がある仲間」と感じたり、
「自己開示ができた」り、「価値観を見直せた」り、
「質問だけで話し合いが成立」し、おまけに「課題解決→行動計画」
にまで至るのはなぜ???
最後の振り返りでの私からの問いかけに、明確な答えは出てきませんでした。
でも、それで良いのです。
きっと、そのモヤモヤが皆さんの中に残り、大きくなったり
ふとした瞬間に思い出したり。
そしてある時、突然に「これだ!」と気がつくのです。
自分で気がつかなければ意味がない。
だから私は敢えて、答えを言わないのです。
もしどうしてもわからなければ、誰かに質問してもらってはどうでしょう。
ALセッションで課題の本質にたどり着けるように、
誰かとチーム脳になることで、
まだ気がついていない答えにたどり着けるかもしれません。