マネジメント・リーダーシップ

部下からの報連相が滞るのは、あなたが魅力的でないから

メンバーからの報連相がない
報連相を忘れる

報連相のお悩みは本当によく耳をします。
そんな時、必ず私は
「メンバーの報連相を当たり前だと思っていませんか?」
と質問します。

報連相は、
「したい」と思う相手でなければしたくありません。
「して良かった」と思わなければわざわざするのは面倒です。

報連相は部下の義務だ
と仰る方がいらっしゃいますが、これは大きな間違いです。
こんな方に、私は報連相をしたくありません。

報連相は相手に対する感謝と好意の表れです。
これを伝えた方が相手にとっても良い。
これを伝えると相手は自分を良い状況へと導いてくれる。
だから、報連相を「したい」「して良かった」と思えるのです。

部下が上司に報連相するのは当たり前だとふんぞり返っている人に、
誰が大切な情報を与えたいものですか。
情報不足で上司が困ればいいんだ。
そんな風に思う部下だっているかもしれません。

部下からの報連相は決して当たり前ではないのです。
報連相してくれた部下に、感謝を持って接しましょう。
そして、上司から部下の報連相も決して忘れてはいけません。
上司が部下へ積極的に報連相していれば、
部下のそのお返しに、上司のあなたに一生懸命報連相をしてくれることでしょう。

もし、あなたの部下の報連相が十分でないとしたら、
それはあなた自身に問題がある可能性が大です。
部下への感謝は十分か。
報連相に対する返答(行動)は怠っていないか。

報連相をしたいと思う相手には、わざわざ言われなくとも
どんどんと情報を伝えたくなるものです。

報連相の状態は、すなわち、あなたと部下の関係を物語っているということです。
あなたには十分な報連相が集まっていますか?
あなたは部下に十分な報連相を行っていますか?

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