禅語から学ぶリーダーのあり方

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「明珠在掌」無限の可能性が誰にもある

明珠在掌 (みょうじゅ たなごころ にあり)明珠とは特別な珠、宝石、貴重なもの掌(たなごころ)はそのまま、掌のことつまり、「宝はあなたの掌の中にあるのですよ」と言う意味です。さて、「宝」とは一体何を指すのでしょう。沢山迷って悩んで、どうして...
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「在眼前」目の前の真実を見る

在眼前 がんぜんにある目の前にある。そのものズバリの意味なのですが、一体なにがあるのでしょうか?そもそも私たちは、ちゃんと目の前を見ているでしょうか?見ているようで見ていない。見たいものしか見ていない。遠く未来しか見ていない。過去に囚われ今...
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「無心」ありのままの自分を受け入れる

無心普段よく使うこの言葉も実は禅語由来でした。私たちがこの「無心」を使う時には、「無になる=何も考えない、頭も心も空っぽになる、空になる」などの意味で使うと思います。しかし禅語の無心は少し異なります。「ありのままのイキイキとした姿。ありのま...
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「無尽蔵」手放す勇気を持つ

無尽蔵(むじんぞう)日常、よく使うこの「無尽蔵」これも禅語だったとは驚きですが、次のフレーズで良く知られているようです。「無一物中無尽蔵(むいちもつちゅうむじんぞう)」無一物とは文字通り、何もないということ。無尽蔵は尽きることのない蔵。いく...
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「時時勤払拭」振り返りが大切

時時勤払拭( じじに つとめて ふっしきせよ)意味: 心を曇らす塵やホコリは、毎日払ったり拭ったりしなさい。塵もホコリも、毎日溜まるものは毎日払う。その積み重ねが人生です。12月に入りいよいよ大掃除の季節。日ごろからコマメにお掃除していると...
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「人人悉道器」すべての人には無限の可能性がある

人人悉道器 (にんにん ことごとく どうきなり)意味: 人は誰でも全て、道を究める可能性を持っている。誰でも可能性がある = 誰でも花開く ではありません。大切なのは、その可能性を活かせるかどうか。可能性を花開かせるために何をしているか。努...
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「聴雨寒更雨盡」何もしない時間を持つ

聴雨寒更雨盡(あめをきいて かんこう つく)意味:秋も深まった夜更け、ポツポツと打つ雨音を聞きながら染み入ってくる寒さをじっくりと過ごす今の時代、晩秋の夜更けの寒さを味わうということ自体少なくなっているでしょう。また、テレビやスマホ、パソコ...
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「経霜楓葉紅」厳しい経験は必ず糧となる

経霜楓葉紅(しもをへて ふうようあかし)意味:霜を経て楓の葉はいっそう鮮やかに紅葉する。日中はまだまだ暖かな毎日ですが、朝晩はすっかり冷え込んできて、近所の公園の木々も紅葉が進んできました。「寒暖差があるから今年は紅葉きれいかなぁ。」「そう...
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「山高月上遅」結果を焦らない

山高月上遅 やまたかくして つきののぼることおそし【意味】 山が高いと月が出るのも遅いが、高い山に出た月は、すでに光り輝いている。転じて、「大器晩成」器量の大きい人ほど、大成するのに時間がかかる。偉大な結果であるほど、そこに至るまでに時間が...
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「雲出洞中明」固定概念を取り除こう

雲出洞中明  くも いでて とうちゅう あきらかなり意味:雲が晴れ、月の光が差し込み、それまで暗かった洞(ほこら)の中に月明かりが差し込み、パッと明るくなった。これは、お坊さんが悟りを開くその瞬間の様子を詠んだもので、対の句となる上の句があ...