禅語から学ぶリーダーのあり方

禅語から学ぶリーダーのあり方

「日々是好日」今を精一杯生きる

日々是好日 (にちにち これ こうにち)有名な禅語ですね。文字通り、毎日毎日が良い日であるという意味です。「今」が最良。「今」が全てということでしょうか。わたし達はいつまでも過去を憂いたり、まだ来ぬ未来を心配しすぎたりして一喜一憂してしまい...
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「花閑鳥自啼」メンバーがいるからあなたがいる

花閑鳥自啼 はなしずかに とりおのずからなく意味:花はいつも静かに咲いている。鳥のさえずりで花が咲いていることに気づかされる。私はこんな風に理解しました。静かに咲いている花はそれはそれで美しいものです。また、綺麗な声でさえずる鳥も美しい存在...
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「担雪埋井」結果だけを求めない

担雪埋井(たんせつまいせい)【意味】 雪を担いで井戸を埋めようとして、溶けてしまって井戸は埋まらない無駄なこと。愚かな行為。何かを為そうと努力をしても、そう簡単に事は運ばない。人生とはそんなに都合良くいくものではない。しかし、例え雪で井戸を...
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「一花開天下春」一人ひとりを活かす

一花開天下春  いっか ひらいて てんか はるなり意味 一輪の花が咲き、天下に張るが訪れるこの禅語を私はこんな風に解釈しました。一花は、メンバー一人ひとりのこと。天下はチーム。一花開くとは、メンバー一人ひとりが、その能力だけでなく心の花も開...
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「山水有清音」常に心を穏やかに

山水有清音 さんすい せいおんに あり意味:山や川 自然の中には澄んだ清らかな音がある木々の葉っぱをそよがす風の音渓流に流れる清水の音鳥のさえずり虫が落ち葉の上を歩く音自然の中には私たちの心を和ませてくれる音に溢れています。毎日毎日、ただあ...
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「一粒万々倍」続けることが勝つコツ

一粒万々倍 いちりゅう まんまんばい【意味】一粒の小さな茶の種が、やがては万倍となり豊かな茶畑となる。始まりがどんなに小さな物事でも、一つ一つ丁寧に育めば、やがては万倍となり必ず形となって残っていく。新年に新たな誓いを立てた方も多いでしょう...
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「無事是貴人」どんなこともジブンゴトで受け止める

無事是貴人 (ぶじ これ きにん)意味「良いことも悪いことも原因を他に求めるのではなく、常に気持ちにゆとりを持ち、あるがままの自然の姿で生き、飾ることなく人と関わることができる、そういう人こそが貴ばれる人である。」一般的に、「無事」とは何事...
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「風吹月不動」困難にあっても信念を貫く

実家に帰ると床の間のお軸が「風吹月不動」に掛け変わっていました。起業した私に志を貫けという意味で両親がこのお軸を選んだのか、はたまた偶然なのか。その理由は分かりませんが、私の心にグッとくるものがありました。風吹月不動(かぜ ふけども つき ...
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「霜月照清池」捨てることで人は成長する

昨晩はとてもとても美しい満月でした。冬空のキーンと澄み渡った空に青白く光る月あかりは、優しくもあり、力強くもあり、暫しの間、寒さも忘れて見とれてしまうほどに見事な美しさでした。「霜月照清池」(そうげつ せいちを てらす)霜月とは霜の降りる寒...
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「大道通長安」何を選んだかではなく、どう行動したかが大切

『大道通長安』(だいどう ちょうあんに つうず)どんな道を選んでも、必ず長安(幸せ)に通じている。長安は言わずと知れた中国の都で、唐の時代には世界最大都市となり、当時、幸せの象徴と言われていたようです。ですから、長安に通ず=幸せに通ず とな...