今月から来年3月まで、トップ営業マンから若くして昇格した支店長への
コーチングが始まりました。
自分だけをマネジメントすれば良かったのに、多様なメンバーを抱え、
とてもご苦労なさっている様子です。
支店内昇格のため、周囲の見る目も厳しく、
ご本人いわく、一時はノイローゼになりそうだったとか・・・
わかります。 その気持ち。
部内昇格は、良くも悪くも、いろいろとやっかいです。
このお若い支店長。
すごいな~ と私が感心したのは、とても「素直」だということです。
営業マンとしてしっかりと実績を築いてきたのだから、もっと生意気なのかな?
と思っていたのですが
カラカラに乾いたスポンジがどんどんと水を吸収するように
あーだこーだと自分で決めつけずに、まずは良いと思えることをやってみる
という姿勢に、
「成長する人はいくつになっても人の言葉に真摯に耳を傾け、そして『素直』」
と思いました。
私が若いころ、この支店長の素直さの半分でもあったら、少しは違っていたのかなぁ
と思ったり。
でも、人はいくつになっても、いくつからでも
その気になれば「変わることができる!」のです。
コーチングや研修でのお仕事は、人の育成に携わっていながら
私自身が一番、成長の機会を頂いているとも言えます。
その機会を無駄にしないよう、私も、もっともっと、素直になろう!
と心に誓ったのでした。