マネジメント・リーダーシップ

部下が本音を話したくなる上司になる方法

部下がなかなか本音を話してくれない。
部下の話が本音かどうかがわからない。
どうやって部下から本音を引き出せば良いかがわからない。

管理職のお悩みトップ3に必ずと言っていいほど挙がってくる
「部下の本音」問題。

「どうやったら部下が本音を話してくれるでしょうか?」

この質問の答えはいたってシンプルです。
それはズバリ!

本音を話したくない上司にならない!

です。

本音を話したくない(打ち明けたくない)上司とは、

・話の腰を折ってアドバイスをする。
・自分の経験や苦労話を始める。
・評価に持ち込む。
・説教をする。
・口が軽くて他人に話してしまう。
・聴いているようで、真剣に聞いていない。(上の空)
・話してもすぐに忘れてしまい、「そんなこと言ってたっけ?」という。
(つまり真剣に聴いてくれていない。)

逆に、本音・本心をついつい話してしまう人は、

・こちらの感情(気持ち)を受け止めてくれる。
・言い終わるまで黙って聴いてくれる。
・話の内容を評価や今後の付き合い方の基準にしない。
・秘密を守ってくれる。
・求められるまで自分の話しやアドバイスを口にしない。
・求められれば、正直な感想を自分の言葉で分かりやすく伝えてくれる。

なかでも、多くの人が口を揃えて「いや!」と言うのは、
思い切って本音を打ち明けた部下の気持ち(感情)を全く無視して
表面上の言葉だけを捉えてあーだこーだと話をする上司です。

人が発した言葉には、必ずその裏にその人の気持ちが関わっています。
それをスルーしてしまう人、踏みにじってしまう人に
本音を話そうとは決して思わないものです。
それらは上司が言葉として発しなくても、
聞いている態度や表情、口調や目の動きで部下は感じてしまうもの。
そうならないためには、

ただひたすら、一生懸命聴くこと

です。

部下が本音を話したくなる上司になる方法
それは
① 本音を話したくない上司にならない
② ただひたすら、一生懸命聴く
です。

あなたはこの2つ、どれくらいできていますか?


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