「なぜ5年前、10年前でなく、キャリアを十分に積んだ今、
改めて受験しようと思ったのですか?」
大学院受験の最終面接でこんな質問がありました。
30-40代の若手に交じって、今さら学ぼうと思ったのは何故かを
問いたかったのでしょう。
面接官の方に限らず、この質問は複数の人から既に受けました。
「どうして今さら?」
「学び」に年齢は関係ありません。
そして、大人になってからの学びは、自分が「学びたい」と思ったその時が
旬=ベストタイミングです。
「5年前、10年前は必要性を全く感じていませんでした。
今は、喉から手が出そうなほどに渇望しています。」
私の答えに面接官の皆さんは笑っておられました。
大人の学びは、子供の頃のように押し付けられたものではなく、
自分が欲したコトに対して貪欲になれるから頑張れるし吸収できるのです。
そこに年齢は関係ありません。
若手と混じって恥ずかしい。
すでにそれなりのポジションについているのにみっともない。
小さなプライドと葛藤しているうちは、
本当の意味ではその学びを必要としていないのでしょう。
知りたい。学びたい。もっと成長したい。
そう思ったら、行動すれば良いのです。
人はいくつになっても、いくつからでも学ぶことが可能です。
それは人間だけに与えられた特権であり、
人は最期の時まで成長することができるのです。
なぜ学ぶの?
今、そうしたいと思っているから。
それ以上でもそれ以下でもありません。
あなたが今、学びたい、もっと成長したいと願うなら、
小さなプライドや周囲の雑音は脇に追いやり、
心の声に従って一歩を踏み出しましょう。