日本中を熱くしているWBCの侍ジャパン選手達。
その報道を見ていると、プレーの素晴らしさは勿論のこと、
彼らの「あり方」が日本のみならず世界中を惹きつけているようです。
そこにはビジネスにおけるチーム作り、リーダーシップにおいても
学ぶことが山ほどあります。
相手への感謝。
素直さ。誠実さ。
互いを支え称えあうチームのあり方。
楽しんで結果を出す。
持てる知識や技術をすべて惜しみなく仲間に与える先輩。
後輩も含めて誰からでも学ぼうとする謙虚さ。
リーダーが率先して示すスタンス。
リーダーがチームに与える影響。
史上最強と言われている侍ジャパンですが、
「チーム力」という点でも最強だと感じます。
優れたスキルやテクニックを身に着けたスーパースター集団であっても、
「嫌なヤツ」の集まりでは応援を味方につけることはできません。
チーム内で反目しあっていては、シナジーを生むことも不可能です。
審判さえも味方につけ、相手チームからは尊敬と羨望の念を抱かれ、
誰もが認める実力に確かな人間力が備わっているからこそ
すべてを味方にしてその強さが一層増していくのだと感じます。
応援される人が作るチームは応援されるチームとなります。
結果を手に入れたいと願うなら、
自力にこだわらず、他からの応援は多いに越したことはありません。
ビジネスにおいても「応援されるチーム」「応援される会社」は
最強です。
それは「愛される」「必要とされる」ことであり、
実力プラスアルファなくしてそこには至りません。
リスキリングが注目のこの頃ですが、
「人としてのあり方」「人間力」を磨くことに
今こそ目を向ける時だと思うこの頃です。