お客様のお叱りは期待の表れです。
改善してほしい
もっと良くしてほしい
そう期待するから厳しい言葉が発せられるのです。
言ってもムダ
改善など期待できそうにない
あてにならない
そう思う相手に、人はわざわざ余計なエネルギーを使うことはしません。
当然、お叱りやクレームはなく
黙って去って行かれるだけです。
ある日突然、目の前からお客様が去り、
その時になって初めて、自らの失態を顧みるのかもしれません。
「クレームはありがたいと思え」とはよく言ったもので、
期待できない相手にはクレームをしようとする気持ちには全くなりません。
だって、言っても無駄なのですから。
お客様から厳しいお言葉を頂戴した時、
それがどんなに耳に痛いことであったとしても、
「申し訳ない」だけでなく、
「ありがたい」と感謝の気持ちで受け取りましょう。
それはあなたへの期待の表れなのです。
感謝以外の何物でもなく、ありがたく受け取らなくてはなりません。