誰だって変わることができる

大失敗にへこたれない理由と、振り返りの活かし方

新たな武器を身につけたいと思い学習を始めたのですが、
共に学ぶ仲間を対象に、
学んだ武器を実際に使ってみる場がありました。

結果は、散々たる悲惨なもので、
当初思い抱いていたイメージとは程遠い出来だった自分に対して、
悲しくなるのを通り越して笑ってしまいました。

幸いにも、その様子は録画されていたため、
冷静になった後、それを見て自分なりに振返ってみました。

それを見て気がついたことは以下の通りです。

①「新たな武器」を学び、それを使ってみる場であったにも関わらず、
「従来の武器」がちらほら顔を出し、新たな武器を使い切れていないこと。
②「場の力を信じる」と自分に誓って挑戦したのに、
それとは真逆の言動を実際には行っていたこと。
③そもそも冷静さを失っていて、余裕のなさから、
考えて発言していなかったこと。

完全な実力不足なのですが、この3つを振返る時、
「武器の利用の仕方」というスキル以前の問題として、
私自身のスタンス、私内部に原因があることが分かりました。

人はまさに、知っている=できている ではないですし、
そもそも持っているモノ(内面の考え方、スタンス、あり方等)が
武器の使い方に大きな影響を与えることを痛感した次第です。

それでも敢えて自分の成長を認めるとしたら、
かつては自分の録画映像など、決して冷静に見ることはできなかったし、
他者からのフィードバックを素直に受け止めることが難しかったのですが、
今回は、客観的に自分を見て判断することができましたし、
様々なフィードバックをありがたく受け取ることができ、
「もっとダイレクトに、ビシッと改善点を伝えてほしい」
と思ったほどです。

新たな武器の活用方と、そのためのスタンスはまだまだ未熟ですが、
「成長のための土台」という点では、
ほんの少しは進歩したのかと思うに至りました。

学びは楽しく、その途中は、
これらをどのように活かそうかと夢物語を色々と考えます。
しかし、学びを活用する段階に入った途端、
うまくいかない、想像と違ったなど、
ある意味、苦しい段階に突入するのかもしれません。

しかし、最初から完璧にうまくできる人はほぼいないでしょうし、
うまくいかないことで自分を知り、自分なりの改善点を見つかり、
自分が上手くできるようになる「道」が見えてくるのでしょう。

今回の「不出来」に対して、思った以上に私が落ち込んでいないのは、
「うまくできるようになりたい」という思いが強く、
できないことに落ち込んでいる暇があったら、
そこをどうすればうまくなるのか、と、
ただ前を見ることができているからだと感じています。

「こうなりたい」「ここを目指したい」という願望は、
多少の苦労や苦痛などもろともせずに、
前へ進む力強い後押しとなるのですね。

今回の学びが一定以上の成果となった時、
これまで以上に、お客様や近しい人たちのお役に立てるのではないかと
今からワクワクしています。
その時が少しでも早く訪れるよう、
自分を整え、進化し続けたいと思っています。

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