誰だって変わることができる

上司やお客様にあなたの想いが伝わらない理由

もっと丁寧に説明してほしいんだけどな。
お客様をご紹介いただきたいな。

上司やお客様に「〇〇してほしい」と思っているのに、
なかなかそれが相手に伝わらなくて困っている、悩んでいると
よくご相談をいただきます。

これらの事で悩んでいる人達全てに共通している事があります。
それは、相手に伝えていないことです。

私はハッキリとリクエストを伝えます。
それは自分のためでもありますが、
相手のためにもなると信じるからです。


「さっきのところ、難しくて理解が不十分なので、
もう一度ゆっくりと説明をお願いします。」

「分かりやすくお願いします」と言うと、
さっきの説明はわかり辛かったと、上司が不愉快になるかもしれないので、
「ゆっくりと」と置き換えます。


「A様のお役にもっと立ちたいので、
私がサービスを提供させていただくことで、
A様にもメリットがある方をご紹介ください。」

すでにお客さまであるA様の「もっとお役に立ちたい」
を全面に出します。
間違えても、
「予算達成が厳しいんで、どこか紹介お願いします」
などと言ってはいけません。

あなたを紹介することがお客様の自慢になる。
こんなに良い人を紹介してくれてありがとうと、お客様が感謝される。

「もっとお役に立ちたい」とは、
そんなイメージが前提です。

言わなければ伝わらない

ということです。
どんなに心の中で思っていても、
匂わせる雰囲気を演出しても、
言わなければ伝わりません。

もっと丁寧に説明してほしいのなら、そのことを。
お客様を紹介してほしいなら、紹介してほしいと。

相手に伝わるように伝えないと、
決して伝わりません。


「そんなこと、言えない・・・」
と言う人は、
ストレートに伝えようとするからそう思うのです。

相手が上司であれお客様であれ、
もちろん部下であれ子供であれ、
伝える時の基本は同じです。

相手が受け取りやすいボール(言葉)を投げる

ただそれだけです。

もし、相手が受け取りやすいボールを投げた結果、
自分の思いは相手に伝わったけど、
受け取ってもらえなかったとしたら、
それはそれで、その後を考えればいいだけのこと。
(相手の選択をコントロールすることはできないので、
そこは手放しましょう。)

言えない・・・
とモヤモヤしているより、
(自分で直接コントロールできないことで悩んでいるより)
ハッキリとリクエストを伝えた方が
たとえダメでも、心ははるかに健全でいられます。
(自分で直接コントロールできる自分の思考と行動に
意識がフォーカスしていますものね。)

ここで言う「ハッキリ」とは、
直球を相手にズバッと投げ込むという意味合いではなく、
モヤモヤせずに、自分の気持ちを相手にしっかりと伝える
という意味です。


言わなくても伝わっていると思う
分ってくれているはず

そう思っているのはあなただけで、
言わなければ伝わりません。

あなたが想いを伝え、願いをかなえたいと思うなら、
その相手にちゃんと伝えましょう。

分かったけど、どう伝えたらいいか迷う・・・

という方は、どうぞご遠慮なくご相談くださいね。


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