どんな人にも「初めて」があります。
初めてミーティング主宰をする。
初めてマネージャーになった。
業界リーディングカンパニーと初めてお取引する。
誰にも「初めて」はあるのです。
ところが同じ「初めて」であっても、
評価を受ける人とそうでない人がいます。
その違いは、「考えて動ける」か、「待ち受け」かの違いです。
初めてでも状況をよく観察し、これまでの経験をフル動員させて頭を巡らし
自分は何をすべきか、この状況をどう考えて動けば良いかと
常にジブンゴトで物事を考えている人は、
たとえ初めてであったとしても
「〇〇した方が良いかな」「この状況はどう解釈すればよいんだろう」
と考え、何かしらの言動に結び付きます。
ところが待ち受けさんの場合、
自分は初めてだと無意識の言い訳をして、完全なる指示待ちさんになってしまいます。
いわゆる「ボーっと生きてんじゃねえよ」状態です。
「初めてだからわからなくって」は言い訳にすぎません。
初めてでも考えましょう。初めてでも想像しましょう。
そうすることで「こうしてみたらどうだろう」と何かしらの知恵は必ず生まれるものです。
それが「ない」場合、それは初めてを言い訳にした
究極の依存体質であるからにほかありません。
常日頃から目の前の事象にジブンゴトで生きているか、
殆どの物事に他人事・依存型で生きているか
それが「初めて」にも大きく反映されます。
一事が万事。
初めての場面で自分は待ち受け状態になりがちかもと思うなら、
あなたの生き方そのものを「ジブンゴト」にシフトする幅が
まだまだあるということです。
初めてを言い訳にせず、「初めてでもイイネ」と言われる
そんな人でありたいと考えます。