管理職をやっていると、こんな場面に遭遇することはありませんか?
📌 「部下の評価を正しく伝えたいのに、上司が納得してくれない」
📌 「部下のために時間をかけたら、上司に『手間をかけすぎ』と言われる」
📌 「私と上司の意見が違いすぎて、部下が混乱している」
📌 「上司が私を飛び越えて、部下に直接指示を出してしまう」
まさに、「板挟みマネージャー」 のジレンマです。
私もかつて、何度もこの状況に陥りました。
上司と、部下についての評価が食い違い、
「この部下はもっと評価されるべき!」 と食い下がったこともあれば、
逆に、「あなたの指導の仕方がダメなんじゃない?」 なんて言われて、
モヤモヤしたこともありました。
今日は、そんな 「板挟みマネージャー」 がどう戦うべきか?
私の実体験も交えながら、解決策 をお話しします!
1. 「板挟みマネージャー」が直面する3つのジレンマ
まず、管理職が板挟みになる典型的なパターン を整理してみましょう。
① 上司と評価が食い違う問題
私が1次評価者として部下を評価したとき、
上司(2次評価者)と意見が対立することが何度もありました。
📌 「この部下はもっと評価されるべき!」 → 上司「そんなに優秀か?」
📌 「この部下はまだ成長途中だから、もう少し見守りたい」 → 上司「結果が出てないのに、なぜ評価が高い?」
結果、評価会議がバトルの場に…
② どっちつかずの上司に振り回される問題
📌 「部下にもっと時間をかけて丁寧に関わって」 → その後「部下に手間かけすぎ!」
📌 「自主性を引き出せ!」 → その後「もっと指導しろ!」
…どっちなんだよ!!!!
方針がブレブレの上司に振り回されると、管理職は本当に疲れますよね。
③ 上司が私を飛び越えて、部下に直接指示を出す問題
これ、最も厄介でした。
📌 私を通さず、上司が部下に直接指示 → 私と真逆の指示で部下が混乱
📌 部下が私に報告せず、上司に直接相談 → レポートラインが崩壊
「上司に報告してあるので、尾藤さんには伝えてません」と言われて
「えっ!?それ知らないんだけど!!」 となったことが何度もあります。
上司との連携がうまくいっていないと、管理職は孤立してしまう…
まさに 「詰んだ」 状態です。
2. 板挟みマネージャーが取るべき3つの戦い方
では、どうすれば 「板挟み地獄」 から抜け出せるのか?
私が実践して効果があった方法を紹介します!
✅ ① 上司との「共通言語」を持つ
上司と評価が食い違うとき、
感情論ではなく 「共通言語(評価基準)」 を持つことが重要です。
📌 「〇〇の基準に照らし合わせると、この部下はこういう実績を上げています」
📌 「部下の成長段階として、今はこのフェーズ。だからこう評価すべきだと思います」
と データや具体的な行動を示す と、感覚のズレを防げます。
✅ ② 上司が「飛び越えてくる問題」には「報連相ルール」を決める
📌 「部下への指示やフィードバックは、必ず私を通してください」
📌 「もし直接話すことがあれば、後で私にも共有してください」
このルールを明確にしておけば、上司に飛び越えられても 「私が知らない」状態 にはなりません。
上司が「いや、俺は直接話した方が早い」と言うなら、
📌 「では、次から私もその場に同席させてください」
と食い下がるのも手です。
✅ ③ 上司のブレブレ指示には「確認&巻き込み作戦」
📌 「前回はこう言われましたが、今後はこの方針でいいですね?」
📌 「私がこの方針で進めたほうがいいか、それとも〇〇さん(上司)が直接対応しますか?」
「ブレるなら、そっちでやってください」というニュアンスを含めることで、
上司が無責任に口を出すのを防げます。
3. 板挟みマネージャーは「戦い方」を持とう!
📌 評価が食い違うなら、上司との「共通言語」を作る!
📌 上司が飛び越えてくるなら、「報連相ルール」を決める!
📌 ブレブレ上司には、「確認&巻き込み作戦」で対抗する!
管理職は、上司と部下の間で揺れるもの。
でも、そこで 「どう戦うか?」の戦略を持てば、無駄に疲れることなく乗り切れます!
あなたの職場では、「板挟みマネージャー問題」、どう対処していますか?
ぜひ、あなたの経験も教えてくださいね!