マネジメント・リーダーシップ

リーダーシップのパラドックス:「できない」を認める勇気がチームを強くする

マネージャーは、チームの誰よりも知識が豊富でなければと思っている。
マネージャーは、メンバーに教えることが出来なければならないと思っている。
自分よりも仕事ができるメンバーがチームにいると、恐れを感じてしまう。
メンバーの活躍に少なからず嫉妬を覚えてしまう時がある。
メンバーの成長を素直に喜べない時がある。

もし、あなたがこの中のひとつでも当てはまるとしたら、
あなたには「器」を広げる可能性が十分にあると言えます。
なぜなら、これらの感情は、
リーダーシップへの意識が高いからこそ生まれるものだからです。
「チームを良くしたい」「メンバーを成長させたい」という責任感があるからこそ、
「自分がもっとできなければ」という焦りや不安を感じるのではないでしょうか。

「人として小さい」「人間ができていない」と卑下する必要はありません。
できていない、イケていない自分を正直に認め、受け止めることができる。
これはすでに、「成長の可能性」です。

成長とは、「できていない」「理解していない」状態を素直に受け止めるところから始まります。
ネガティブな自分を嘆くのではなく、
自分の可能性を受け止め、未来の成長した自分を楽しみにしましょう。

リーダー自身が自分の不完全さを認め、成長しようとする姿勢は、
チーム全体に大きなプラスの影響を与えます。
リーダーがオープンであることで、
メンバーの安心して意見を言ったり、新しいことに挑戦したりできるようになります。
完璧でなければならない、失敗してはいけない、などの恐れがなくなり、
メンバーの成長も自ずと促されます。

マネージャーやリーダーが完璧である必要はありません。
大切なのは、現状に満足せず、
常に学び続ける姿勢、努力し続ける姿勢を持つことです。

すべての人には無限の可能性がある。

「できないこと」を見つけた時、それは「可能性」というお宝をみつけたということです。
あなたには、今、どんな可能性がありますか?

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