「変わりたいし、変わった方がいいのも頭ではわかっているけど、急に変わったら周囲にどう思われるか・・・。」
そんな声をよくいただきます。
つまり、「周りの目が気になる」と言うのです。
「周りの目が気になっているうちは、本当に変わりたいとは思ってないんじゃないの?!」
とかつての私だったら冷たく突き放したものですが、確かにそういう気持ちをわからないではありません。
私自身、転勤した時、転職した時、上司が変わった時、新しいメンバーが加わった時など、環境の変化を後押しときっかけに、自ら鞭を入れたことが幾度となくあるからです。
しかし、何度も何度も失敗した経験を踏まえて振り返ってみると、もちろん環境の変化をきっかけにするのも一つの手ですが、やはり、林修先生ではありませんが、「今でしょ!」だと思うのです。
「どうしたんですか?今日は?」
「なんか、いつもと違うじゃないですか?」
口に出さずとも心の中で思っていた人はたくさんいたと思います。
こう言われるのがとても嫌だった私は、問われる前に自ら発信することにしました。
「私、~な風に変わることにしたから。」「今までの私は卒業したから。」「できていなかったら教えてね。逆切れしたりしないから~。」
といった具合にです。
「どうしてですか?」と更に聞いてくる人もいれば、「やっと気が付いたか」と心の中で思った人もいたと思います。
しかし、相手がどう感じどう思うかはこちらがコントロールできることではありません。
「私はこうする!」と宣言することで、「自分にプレッシャーをかけ、なおかつ周囲にも協力を仰ぐ」という方法を私は選択したのです。
面倒だと感じるやり取りがあるのは、せいぜい最初の2-3日。
こちらが思うほど周りはこちらの行動にいちいち関心を持って見ているわけではありません。
それに、こちらが考える変わる方向性がbetter changeであるならば、応援してくれる人はいても、足を引っ張たり邪魔をしようとする人はまずいません。
人は弱いもの。一人で頑張るよりも周囲の応援があった方が何事においてもありがたいものです。
「今日から私、〇〇をしようと思うの!」
変わりたいと思ったら、まずはこんな風に宣言してみませんか?
できなくてもいいじゃないですか。
口に出すこと。それ自体が大きな変化への最初の一歩だと思うのです。
いつやるの?
今でしょ!