誰だって変わることができる

あなた自身が思考停止なのかもしれません

「スケートボード禁止」のボードが地面に貼られた近所の通称「一本道」。
車両通行禁止になっている長さ300メートルほどの一本道は、私たち愛犬家には格好のお散歩コースですが、平日夕方や土日には若者が集まってきてスケートボードに興じていました。
ところが、近くの小学校の親御さんから区役所へ「危ないからやめさせて!」と苦情があったのだそうです。
彼らは純粋にスケボーを楽しんでいるだけだと思うのですが、小さなお子さんを持つ保護者の方から見ると危険行為に見えるのかもしれません。
区役所はこの一本道でのスケボーを「禁止」にしました。

中野区は犬を連れて入れる公園が23区の他のどの区よりも少ないようです。
理由は「糞の後始末を飼い主がきちんとしておらず、踏んで汚いと苦情が寄せられたため」と「ペット立ち入り禁止」の札の隣にご丁寧に張り紙をしています。

たまたま中野区の例を書きましたが、これは職場でも家庭でも、どこででも起きている事象のように思います。
何が?って。
つまり、思考停止が招いた「禁止」「NG」です。

危ないから禁止。苦情があったからNG。
迷惑かかるからダメ。時間がかかるからやめた方が良い。
予算オーバーだからその件は無理。人手が足りないからそれも無理。

何でもかんでも禁止、NG.
それって、「なんとかできるように考える」「工夫して代替案をひねり出す」などの「考えること」を何もしていないということですよね?

私たちは一本道に差し掛かるとこんな会話をしています。
「スケボー禁止じゃなくて、できる場所を作ってあげるとか、時間やルールを決めて譲歩するとか、そういうの区役所は面倒くさいのかしらね?」
「調布かどっかは、〇ケ〇だか何だかの前にスケボーがそれなりにできる施設を作ったみたいで、若い人たちが集まってきて賑わって、売り上げにも貢献してるって、誰かに聞いたわよ。」
「きっと、新しいことするの、面倒なのかもね。区役所の人は。」
「違うわよ。ゆうたくんママ(私の事です)がいつも言う、『思考停止状態』なのよ!」

あなたはチームにNGばかりを発信していませんか?
お子さんにダメダメばかりの禁止ママ・パパになっていませんか?
それはきっと、メンバーや自分の子どもを思考停止にしてしまうその前に、あなた自身が思考停止状態なのかもしれませんよ。

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