1970年代後半から80年代にかけて、
「テレビに出ないアーティスト(歌手)」
がたくさんいました。
矢沢の英ちゃん、ユーミン、拓郎さん、
そして私がこよなく愛する千春さんなど
当時、ニューミュージック(今や死語)と言われた
多くの人たちは全盛だった歌番組への出演を拒否していたものです。
その理由はいたって明快。
「カメラに向かって歌うのは空しい。
ライブの生のやり取り、温かさを大切にしたい。」
というものでした。
今、私は「その気持ち、わかる、わかる、わかる~~~」
という日々を過ごしています。
外出自粛のもと、研修やワークショップも
オンラインに切り替わったり、動画撮影をして見ていただいたり
お客様へお届けしているものは「リアル」ではありません。
確かにオンラインでもできることはたくさんあるし
オンラインのメリットはたくさんあります。
オンラインだからこそ気づくこともあるし
その方が良いという人もたくさんいらっしゃいます。
しかし・・・
いくらWEB から皆さんの表情が見て取れたとしても
生のお声を聴くことができたとしても、
リアルの現場で感じることができる「空気感」を
WEBではどうやっても感じることはできません。
WEBカメラを見て話すのは切なくなりますし、
ミュート設定により、ひそひそ話やザワザワ感もなく
その分、チャット画面が盛り上がっていたり、
質問の手が上がったりと画面上では見られるものの
やはり、リアルで感じることができる「ライブ感」とは
全く違う「孤独感」を感じてしまいます。
これからはどんどんとオンラインが加速化されるでしょうし
それに沿ったプログラムを新たに設計することも必要でしょう。
でも・・・・
やっぱり私は生が好き!
リアルが好き。
直接が良いのです。
目には見えないけれども、
確かにそこにある、そこに流れている
「空気」をしっかり感じながら
それはシビアな雰囲気かもしれないし
冷めた感じかもしれないし
熱くエネルギッシュなものかもしれないし
その時、そのメンバーによって様々ですが
それらを肌でしっかりと感じながら、
その時々の場を参加者の皆さんと創り、
一つのプログラムを創り上げていきたいのです。
今日のブログはどうも、私の単なる独り言です。
リアルが好きなんだ~!
早くリアルでワークショップがしたいんだ~!