言いたい事を飲み込んでしまったり、
本当はYesでないのにYesと言ってしまったり、
どんな時にも常に自分に正直に! という人は、
意外と少ないのではないのでしょうか。
自分一人浮いてしまうのが怖い。
嫌われたくない。
嫌なヤツだと思われたくない。
いい人だと思われたい。
こんな思いが知ってか知らずか心にあって、
「これくらいの事だったら我慢できる、大丈夫」
と自分の本音をごかまして、小さな嘘を自分につき続ける。
そうして少しずつ少しずつ自分をごまかすことによって
何が起きるのか・・・
ちりも積もれば山となる
そうです。
ある日突然、あなたの中の何かが、本当に些細なことをきっかけに
爆発してしまうのです。
それが自分に対しての爆発か、他人に対しての爆発かは
その時になってみなければ分かりません。
ただわかることは、自分を偽り続けた結果、
「もういい加減にしてよ!」
と本当の自分が悲鳴を上げているのだということです。
いい人だと思われたい。
嫌われたくない。
場の空気を乱すのが怖い。
分かりますよ、分かります。
でも、本当の気持ちを言うことが悪い事でしょうか?
本当の気持ちを言うから、反対意見を言うから嫌われるのではなく、
どう伝えるかが大切で、
きちんと誠意をもって伝えても、
「イヤな人」「空気読めない人よね」
などと、もし陰口を言う人がいたとしたなら、
その時は、勇気をもって言いましょう。
「私は素敵な変わり者だから」
大切なのは、自分を大切にする、自分に正直でいるということ。
自分に正直でいることで、他と同調しないことはあるかもしれません。
しかし、相手に迷惑をかけたり、傷つけた物言いをしたり、
そうでない限り、自分を押し殺したり我慢して言いたい事を言わないという、
それは間違いだということを忘れてはいけません。
私が我慢すれば。
僕はリーダーだからここは耐え忍んで。
この考え方、ちっとも美徳ではありません。
そんな風に自分で自分を押し殺して、何も良いことはありません。
もっと自分の声に耳を傾けましょう。
いい人になる必要はないし、
嫌われることを恐れる必要もない。
あなたはあなたでいいのです。
あなたに正直なあなたが素敵なのです。