退職者が相次いでいる。
チームのコミュニケーションが悪い。
チームリーダーがイライラしている。
メンバー同士で口論が起きる。
こんな事がチームで起きている時、
退職しそうな人に声をかけてみたり、
もっとコミュニケーション良くしようと飲み会をしてみたり、
リーダーに落ち着けと檄を飛ばしたり、
そんな対応を一生懸命に行うのですが、
全く状況は良くならない。
それどころか、悪化しているように思う。
そんな時には、それぞれ個別に問題が生じているように見えても、
複雑にそれぞれが絡み合って問題が起こっているのであり、
その根本となる要因、すなわちボトルネックに対応しなければ、
問題はもぐらたたき状態で、いつまでたっても収まることはありません。
ボトルネックはどこにあるのか?
冷静に客観的に俯瞰して物事を見て、どこに問題となる真因が隠れているのかを
探し出さなければいけません。
もしかしたら問題の本質は、
新たなプロジェクトの進め方にあるのかもしれないし、
オフィスのレイアウト変更が原因かもしれないし、
リーダーがマネージャーに相談できないことにあるのかもしれません。
ボトルネック、つまり、根本要因に手を打たない限り、
問題は次から次へと起こるのです。
だから、目先のモグラをひたすらたたき続けるのではなく、
ボトルネックを探すのです。
どんな問題にも必ずボトルネックは存在します。
つまりは対処療法ではなく根治療法を行わない限り、
いつまでたってもよくなり得ないということですね。