SNS投稿を見ていると、
イラっとしたり、カチンときたり、いわゆる
ネガティブな感情を抱いてしまうモノがあります。
決してその人の事が嫌いなわけではないのに、
どちらかというと仲良しさんのはずなのに、
なぜか抱いてしまうその感情。
私はそれを、「ネガティブプレゼンター」と名付けています。
例えばそれがちょっと自慢めいていたり、
キラキラオーラ満載のものだったり、
それでも、何の感情もわかない投稿もあるわけです。
かたや、とても反応してしまうものもある・・・
つまり、反応するということは、
私自身も本当はそこが欲しい、羨ましい、
私もそうなりたい、というようなWantsがあるから
感情が揺さぶられるのです。
何でもなければスルーできる、「すごいね」で終わってしまう。
そうならないということは、
それらが私のWants に気づかせてくれている、
つまり、ネガティブプレゼンターなのです。
ああ、私は羨ましいんだ。
それらのどこが羨ましいんだろう?
私はそこの、どの部分が欲しいと思っているんだろう?
そんな風に自己分析してみます。
ある意味、自分を客観的に見るトレーニングでもあります。
そうして、そこにしっかり気づけた後は、
その人の投稿は、あまり見ないようにします。
もう、自分のWants に気づけたのですから、心の中で
「ありがとう」とお礼を言って、必要以上に
ネガティブな感情を抱かないよう、自分で自分をコントロールするのです。
今や、SNSも大切なコミュニケーションツールの一つ。
だからと言って、何でもかんでもすべてを無理に受け入れる必要はありません。
自分にとってSNSとどう付き合っていくのが心地よいのか、
SNSに振り回されるのではなく、あくまでも自分自身が
主導権を握っていたいと思います。