「良かれ」と思ってわざわざご意見いただいたり、
いわゆるフィードバックやご指導いただくことだったり、
アンケートやコメントという形だったり、
私たちは様々な場面で他人から「いろいろな言葉」を受け取ります。
その言葉に対して、
「ああ、確かにその通りだな」とか「それやってみようかな」
と思った時には、素直にありがたく受け取ることができますが、
「???」とほんの少しでも感じたり、
「ちょっと違うんですけど」「そんな風に言わなくても」
と感じる場合も時にはあるものです。
特にそれが否定的、批判的なモノであった場合には、
瞬時に素直に受け取れるかというと、そこまで人間ができていない私は
なかなか難しいものがあります。
そんな時にどうするか?
その場で反論したりスルーしたり・・・
等ということは致しません。
だって、もしかしたら、万が一にも、その「イタイ言葉」は、
実は「ありがたーい言葉」なのかもしれないのですから。
一旦、その場では「ありがとうございます。」「勉強になります。」
と言って、「受け止める」のです。
ここで間違えてはいけません。
「受け止める」のであって、決して「受け入れる」のではありません。
一旦、受け止めて、それをそのまんま持ち帰る。
そうしてどこかに置いておいて、眺めてみる。
その時にはわからなくても、夜になって、または一晩寝て、
もしかしたら一週間してから「わかる」のです。
「確かにその通りだな」と思うのか、
「やっぱり違うな」と思うのか、
そのどちらであるかは分かりませんが、自分なりの判断ができるのです。
せっかちな私はすぐに結論を出したくて、その時思ったこと、感じたことを
その場でそのまんま口にして過去に何度苦い経験をしたことか。
その一瞬の感情を表現することがいつも正しいとは限りません。
否定的批判的ボールを受け取った直後なら尚更の事です。
だって、瞬時に冷静でなくなっている可能性大なのですから。
「わかる」その時まで、受け止めたものをどこかに置いておけば良いのです。
一旦、受け止めて、置いておく。
そして、自分でわかるまで、なんとなく(ここ大事! 一生懸命ではないのです)
眺めてみる。
もし批判的、否定的言葉を受け取ってしまったなら、試してみてくださいね。