過保護な上司は部下の成長を阻害してしまいます。
だからと言って、部下の相談を何でもかんでも
「自分で考えろ!」
「お前はどう思っているんだ?」
でも困ります。
部下の年次、経験、役職、状況に応じて、
部下からの相談には臨機応変な対応が必要です。
経験値の浅い若手なら、
考え方や解決策を直接アドバイスるすることも必要です。
アドバイスだけでなく、解決行動を一緒に行った方が良い場合もあります。
中堅社員なら、考え方を教え、自分で結論にたどり着けるよう
導くことで、自分で考えることができるように学習することができるでしょう。
場合によっては一緒に考えてみることも必要かもしれません。
ベテラン社員や役職者であっても上司にSOSしたい時はあります。
そんな時は、本当に困っているのだと思います。
「部長、〇〇の件で相談があるんですが・・・」
と相談があったなら、まずはしっかりと話を聞いてあげましょう。
「課長なんだからもっとやることやってから言ってこい」
「ベテランなんだから甘えるな」
と言ってしまっては、は二度と上司に相談しなくなるかもしれません。
過保護はメンバーをダメにします。
だからと言って、突き放すことが善でもありません。
何ごとも加減が大切であり、
相手によって、状況によって、うまく関わり方を変えることが大切なのです。
何事も十把一絡げに片づけようとするのではなく、
きめ細かい対応が必要なのです。
無限の可能性を秘めたあなたへ
あなたはメンバーからの相談に、柔軟に対応できていますか?
その関わり方は、単に困りごとの解決にとどまらず、
メンバーの成長を促進していますか?